~相続人44人の登記完了~

  以前記載した44人の相続人の案件、ようやく登記完了しました。   色々あって、あと一人からのご協力が得られればOKというところまできて、 まさかのその一人からの拒絶・・ もう遺産分割調停でやるしかない。 弁護士さんへバトンタッチするか、私が書面申請という形でサポートしてご依頼者様に 動いてもらうか・・・という私の結論でした。   実はその一人は他の相続人との縁が遠い方だったので [...]

~相続人44人の相続手続き~

古い相続登記を進めています。 農地で50㎡くらいの土地です。 恐らくその土地1筆だけ相続登記が漏れていたと思われます。 今回、この付近の土地買収事業の関係でご相談いただいたお話。 売却価格も数十万。 戸籍取得費だけでも相当な額でした・・   ようやく相続人調査も終わり、相続人44名・・ 一人でも協力いただけなければ進まないお話。 いよいよそれぞれ相続人にご案内します。果たしてどうなることやら。 [...]

~相続放棄~

先日ご来所いただいたお客様から相続放棄のご相談を受けました。 昭和の時代にお亡くなりになった方の相続についてでした。 不動産の固定資産税の請求が突然来たそうです。 (今まで支払っていた方が亡くなったためでした。)   本来相続放棄をできる期間は、「相続が発生したことを知ったときから3ヶ月」 という期間があるので、その期間が過ぎると相続放棄はできません。   ただ、亡くなったことは知っているけど相続人であることを知らなかったとか、 ちゃんとした理由があれば3ヶ月を経過しても認めてもらえるケースはあります。 [...]

~謄本?正本?~

  先日公正証書遺言作成のサポートで、公証センターへ。 公証人が読み聞かせ、お客さんに正本と謄本を渡して終了。 (私はその立会人でした。)   公正証書遺言で相続登記をする場合は、謄本でよかったよな~なんて 思っていると、あれ、裁判所で取得する判決書等は謄本ではダメなんだっけ?と・・ 受験生時代のくせですかね。周辺論点の横断整理!笑   不動産登記令7条1項5号ロ(1)に明文の規定がありました。 [...]

2021-09-29T16:13:43+09:002021年09月29日|解決事例, 遺産相続, 遺言・相続|

~法定相続証明情報を申請~

法定相続証明情報ってどうなんでしょうね。 法務局の受付ではあまり申請している人を見かけません。 法定相続証明情報を取得しておくと、銀行や税務署等、戸籍等の添付書類を省略する ことが可能なので便利なのですが・・   今回お客様のご要望で申請するに至ったのですが、 今回の相続は、ちょっと複雑・・ 配偶者・子供がいないので、兄弟姉妹の相続で代襲相続・数次相続が発生している案件。 複雑な案件だからこそ法定相続証明情報が役に立つ!と思いきや、 申請自体も面倒くさい。 [...]

~公正証書遺言の証人立会~

  本日は遺言書を作成したいというお客様のご依頼で、 公証人の先生と共に遺言者の方のご自宅に出向き公正証書遺言作成を行いました。 私は遺言者の証人としての立会。   遺言は、遺言者の方の色々な思いが詰まったもの。 遺言したい内容を話しながら涙されたり・・ 遺言される方の思いに触れ、こちらも色々考えさせられました。   公証役場に行かなくても公正証書は作成可能です。 [...]

2021-06-07T14:06:20+09:002021年06月07日|ブログ, 遺言・相続|

~戸籍の請求~

  相続登記のご依頼をいただいた際、亡くなった方(被相続人)の戸籍が必要なため、 ご依頼者様には、「被相続人の生まれてから亡くなるまでの戸籍一式」を ご用意いただきます。 (もちろん戸籍の取得自体をご依頼いただくこともできます!)   戸籍は、本籍地の市役所等で取得できますが、 多くの人は本籍がいくつか変わっていますので、それぞれの市役所に請求していきます。 居住地の市役所であれば簡単なのですが、遠方だとわざわざ行くのは非効率。 そんな時は郵送請求で取得することができます。 [...]

2020-12-09T16:57:35+09:002020年12月09日|解決事例, 遺産相続, 遺言・相続|

~自筆証書遺言の保管制度~

以前にもちょっとした記事書きましたが・・ 本年7月10日より自筆証書遺言を法務局で保管する制度が施行されました。   以前は、自筆証書遺言の場合、誤って破棄されたり発見されなかったり、または改ざん されたりと遺言の内容が実現されないといったリスクがありました。   今回の保管制度は、自筆証書遺言を作成したら、遺言者本人が法務局に出向き、法務局が 原本とともに画像データを保管してくれるというものです。 出向いた際に本人確認も行われますので、偽造される可能性が低く、 自筆証書遺言では必須だった家庭裁判所での検認手続きが不要となったりと、便利で [...]

2020-08-13T15:34:04+09:002020年08月13日|解決事例, 遺言・相続|

~自筆証書遺言書保管制度の開始~

  法務局で遺言書を預かってくれるサービスが令和2年7月10日から 始まりますね。 公正証書遺言とよく比較されますが、それぞれメリット・デメリットあります。 遺言者の希望に沿った活用ができれば良いですね。   ご自身でも気軽に活用できる制度です。一度ご確認ください! 自筆証書遺言書保管制度     [...]

2020-06-03T10:14:29+09:002020年06月03日|解決事例, 遺産相続, 遺言・相続|

~相続登記の登録免許税減免~

  相続登記を申請する際、登録免許税が免税になるケースがあります。   免税を受けることができる相続登記の申請のイメージは,以下のとおりです。   登記名義人となっている被相続人Aから相続人Bが相続により土地の所有権を取得した場合で、 その相続登記をしないまま相続人Bが亡くなったときは, 相続人Bをその土地の登記名義人とするための相続登記については, 登録免許税が免税となります。   [...]

2020-03-26T20:58:28+09:002020年03月26日|解決事例, 遺産相続, 遺言・相続|

~相続放棄の注意点~

  身近な方が亡くなった場合、相続が発生します。 相続とは、簡単にいうと「財産」を引き継ぐことですが、 その財産とは、借金等のマイナスの財産も含みます。   借金等を相続すると、それを支払っていかなければなりません。 そのような場合、相続を放棄することができます。 (相続が発生したことを知ったときから3ヶ月以内という条件あり)   相続放棄は、家庭裁判所に申請することが必要です。 [...]

2020-03-09T18:20:13+09:002020年03月09日|解決事例, 遺産相続, 遺言・相続|

~相続人財産管理人選任申立~

  籍を入れていない内縁の方だと、相手の方が亡くなった場合相続人にはなれません。 夫婦同然に暮らしていて、相手の方が亡くなってしまったら少し問題が起きるケースがあります。 住んでいる自宅を相手の方が所有している場合です。 内縁の方だと相続権がないので、他の相続人(例えば兄弟)が相続で取得します。 そうなると、自分が住んでいるところなのに自分が所有できないことになります。 相続した兄弟等から買い取るか、賃貸しなければなりません。 (贈与してもらうこともできますが・・)   同じようなケースを受任したことがあります。 [...]

2020-01-08T17:07:54+09:002020年01月08日|遺産相続, 遺言・相続|

〜第二回目相続セミナー〜

  本日、2回目となる相続セミナー。 東大宮コミュニティセンターにて行ってきました。 セミナーでは「争族」にならないために重要なことをお話ししました。 私の持ち時間は30分でしたが、あっという間でなかなか時間配分は難しいですね。 お伝えしたいことはしっかりお話しできたと思います。   私の後に「春風亭笑好」さんが相続落語を披露。やはり落語家さんって喋りのプロですね。 とても勉強になります。奥深いですね。   [...]

2019-12-25T08:52:47+09:002019年12月14日|お知らせ, 遺産相続, 遺言・相続|

~古い時代の相続~

昭和22年5月3日以前にお亡くなりになった方の相続登記には注意が必要です。 昭和22年5月3日以前に開始した相続は、旧民法(家督相続制度)の規定が適用されます。 家督相続では一人の家督相続人が、前戸主の一身に専属するものを除いて、 前戸主に属する一切の権利義務を包括的に承継します。 登記で注意が必要なのは、登記原因は「家督相続」となること、そして登記原因証明情報は、 「相関図」ではなく、「家督相続という文言がはいった原戸籍」となること。 登記原因証明情報が異なると取り下げしなければならないので、要注意ですね。 古い日付の相続には気をつけましょう・・ 相続登記のことなら さいたま市・武蔵浦和 [...]

2019-07-23T16:19:53+09:002019年07月16日|遺産相続, 遺言・相続|

~自筆証書遺言~

  遺言もいくつか種類がありますが、 自分で簡単に作成できて、費用もかからないのは「自筆証書遺言」です。 簡単に作成できますが、いくつか守らなければならないルールがあります。 このルールについては、また改めて。   さて、自筆証書遺言は遺言者が亡くなった後、遺言書を開封するには 家庭裁判所の検認の手続きが必要となります。 勝手に開封してはいけないのです。 (開封したからといって無効になるわけではないのですが・・過料が科せられます。) [...]

2019-04-23T16:14:49+09:002019年04月23日|遺産相続, 遺言・相続|

~相続登記の登録免許税減免措置~

  一部の土地について、10万円以下の土地に係る相続登記の登録免許税が 課されないケースがあります。 このような土地、結構ありますね。   市街化区域外の土地で市町村の行政目的のため相続登記の促進を特に図る必要があるものとして法務大臣が指定する土地のうち,不動産の価額が10万円以下の土地に係る登録免許税の免税措置   土地について相続(相続⼈に対する遺贈も含みます。)による所有権の移転の登記を受ける場合において,当該土地が市街化区域外の土地であって,市町村の行政目的のため相続による土地の所有権の移転の登記の促進を特に図る必要があるものとして,法務大臣が指定する土地(下欄参照)のうち,不動産の価額が10万円以下の土地であるときは,平成30年11⽉15⽇(※)から平成33年(2021年)3⽉31⽇までの間に受ける当該土地の相続による所有権の移転の登記については,登録免許税を課さないこととされました。 ※所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法(平成30年法律第49号)の施行日   [...]

2019-02-11T14:49:32+09:002019年01月16日|遺言・相続|
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