不動産決済の際、売買代金の残金を売主様へ振り込みます。

(基本的に額も大きいので現金で支払うことはほぼありません。)

振込してから売主様の通帳に記載(着金)されるのには少し時間がかかります。

 

なので、多くの場合振込が終わって、銀行から振込伝票の控えが出てきた時点で振込完了として

決済終了とすることがほとんどです。

あとは売主様側の銀行がデータを受け取って処理すれば良いだけだからです。

 

・・と思っていたのですが・・

先日の不動産決済で、売主の名前のフリガナが違っていたとして、振込が完了して伝票が戻ってきたにも

かかわらず、売主様側の金融機関からデータが差し戻されたという事案が発生しました。

幸いにも売主様不在の決済だったため、着金をしっかり確認して終了するという流れだったため、

時間はかかりましたが、再度振込者である買主様の訂正印をいただいて事なきを得たのですが・・

 

相当数の決済に携わっておりますが、このようなことは初めてでした。

振込金融機関は、フリガナの確認まではしないのかな?

もし振込完了の時点で解散していたら、再度買主様を呼び戻して手続きしてもらわなければならず・・

色々なケースを考えるとちょっとぞっとした経験でした・・

 

何事も経験ですね、しっかりリスク管理していきます。

 

 

さいたま市・武蔵浦和の司法書士事務所

司法書士法人いしまる事務所