最近は便利になって、コンビニでも印鑑証明書が取れる自治体が増えてきました。
不動産取引において、司法書士が案内して用意していただく印鑑証明書については、コンビニで取得できる印鑑証明書はご遠慮いただいております。
それは、市役所で取得したものとは用紙も異なり、本物かどうかがわからないからです。
コンビニで取った印鑑証明書には、裏面にバーコード等の様々な画像防止策が施されており、この情報を確認することで本物なのかどうかをチェックすることができます。
この情報をスキャナーでスキャンして専用サイトで確認する仕組みになってるので、不動産取引の際に渡されてもその場で確認が難しいのです。
司法書士は、全ての書類が問題ないことを確認しなければ、融資の実行や振込実行をお願いすることができないため、コンビニで取った印鑑証明書だと都合が良くないのです。
じゃあ何のためにコンビニで印鑑証明書が取れるようになったんだ!と仰られる方もいらっしゃいますが、決してコンビニの印鑑証明書が無効なのではありません。
使用方法の問題であり、ご理解いただければと思います。
裏のデータを入力すると、表面の情報が出てきます。これが出ると本物だという確認ができます。
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