不動産取引では、実印と印鑑証明書を用意してもらうことが多いのですが、
最近、ご自身が実印だと思っていた印鑑が、実は実印ではなかったという事例に
遭遇することが多いです。
そのような場合のほとんどが、個人の、名字のみの印鑑です。
例えば、こんな感じです。これ私の持っている認印ですが、はんこ屋さんに行くとすぐ買えます。
石の「口」部分だったり、丸の「点?}部分だったりと微妙に角度や長さ、大きさが異なります。
上の写真はわかりやすいですが、パッと見て違いがわからないものは結構多いです。
画数が少なかったり形が簡単なものは難解かもしれません。
たとえば「田中」という名字とか。
(別に田中さんという名字が悪いと言っているわけではありません。全国の田中さんすみません・・)
不動産取引の際に、実印(と思っていたもの)と印鑑証明書の印影が違うと、
その取引が出来なくなってしまいます。
家に取りに帰るか、実印登録し直すか・・
多くのそんな事例に立ち会わせていただいたので、印鑑を見る目も肥えてきました(^_^;)
何事も経験ですね!
今後印鑑がなくなる可能性もあります。
個人的には、なんでもかんでも印鑑っていうのは無くすべきだとは思いますが、
印鑑は日本の文化ですし、実印の制度自体はなくさないでほしいです。
さいたま市の司法書士法人
無料相談実施中